利他の心について考える
利他の心とはなんでしょう。
私が入社して間もない頃、社長の口から“利他”という言葉がこぼれる事が度々あった。
そして今は会社の行動指針にそのメッセージが刻まれている。
ついこの間、県外で道に迷った事があった。目的地まで5分以内のところにいるはずなのに、何度手元のiPhoneに表示されているマップに目を凝らしても、自分がどこにいるのかわからなくて目的地に辿り着けない…。
困った私は、ちょうど通りすがった20代前半くらいのお洒落な女の子2人組に尋ねる事にした。そうすると、「あ…地元の者じゃなくて。わからないです。」と返ってきた。
そうかー、どうしよう(涙)と考えながらお礼を述べようとしたのと同時に、もう一人の方が、「なんていう場所ですか?地図見ればわかるっしょ~」と自分の携帯ですぐ検索してくれて、「ここでて、右にまっすぐですよ!」と教えてくれた。
この時の私の嬉しかった気持ちを皆さんにもおすそ分けしたい。
目的地に急ぎ足で向かいながら、ふと社長の言葉が蘇る。
『利他』
何も大袈裟なことじゃなくて、何気ない出来事の中にあるやさしさがある。
損得なしに、困っている様子を見て、当たり前のように助けてくれた。
そういう風にみんなが思える世界だったらどんなに良いか。
だったら、ここからそうしよう。私がまずそうあろう。
『常に感謝と思いやりの気持ちを持ち、礼儀と秩序ある行動をしよう』
久しぶりに経営指針と行動指針に目を通したら、悩んでいることの答え全部ここにあるやないかーい!となって思わず泣けてくる。
このホームページの経営理念のページに全部載っているので、よろしければ是非読んでみてください。
担当T